暑さも和らぎ、夜風が心地よい季節となりました。
過ごし易い季節になる事、アオリイカが狙えるシーズンと重なり、増殖する釣り人。
まぁ訳のわかってない素人が増えると地元の方々に降りかかる迷惑も増加する訳で、近隣住民からしたら、釣りに来てくれるな!と言うのが本音でしょう。
そういった場所を我々釣り人は借りて遊ばせて貰っていると自覚しなければなりません。
複数人で楽しくワイワイ釣りをするのも良いですが、港が目の前の小さな静かな漁村などでは、漁村全体に騒ぎ声が響きます。
漁村の人にとっては爆音バイクや改造車が近隣を走り回っているのと同じなのです。
又、ビニール袋、パッケージを海に捨てて帰る輩もまだまだ普通に見かけます。
こう言ったゴミは分解されず、どんどん海に蓄積されて行くのです。
こう言った事からか、デイアジ調査の最中に色々と変化を見て取れました。
まず、バリケードやロープの設置。
小さな突堤や付近の駐車場スペースになりそうな場所にも設置されていました。
桟橋への立入禁止措置。
こちらもロープが張られ、桟橋への架橋を跳ね上げたりもしていました。
常夜灯の消灯。
防波堤の先端付近の常夜灯を意図的に消している場所もかなり増えました。
コレらは地元住民や自治体の警告だと受け止めなければならないでしょう。
防波堤や桟橋に漁業関係者や地元住民の邪魔になるほどの人とゴミが集まれば、当然このような対策を取らざるを得ません。
と、ここまでは悲観的な事ばかりですが、実は私にとっては幸いな部分が増えたのも事実。
上記の状態となると、訪れる釣り人はあからさまに激減、もしくは「0」となります。
極端な話、常夜灯が消えた場所には、ほぼ人が居ません。
それほど多くの素人は常夜灯=釣れると思い込んでいるんでしょうね。
これは人の居ない場所で落ち着いて釣りがしたい私にとっては好都合。
また、夜目が効く私にとっては常夜灯がなくても全く問題にはなりません。
もちろん灯りと言う要素はなくなりますが、果たして常夜灯のある堤防に寄るアジは、本当に灯りが有るが為に寄って居たのか?
ベイトや潮流が要素だとしたら、釣り人が消えた場所でのアジングにも可能性はあると私は考えています。
(コレって昼間にアジを追いかけていないと解らない事ですよ(^-^) )