購入する気は無かったのだけれど、ずっと気になっていたダイソールアーロッド。
発売当初から、シーバスやエギングに使えるだろうなぁと言う目で見ていたのですが、わざわざ買わなくても、手持ちのロッドで事足りていたので、手を出さずにいました。
もちろん¥1000と言う事、グラスロッドと言う事で、同じレングスのカーボンロッドよりは重く、ダルい感じなのだろうと予想は出来ます。
しかし、コレに期待するのはそう言った感度や性能ではないんですよね。
そう、気兼ねなく使えるロッド。
現在の私にはそう言ったロッドがないのです。
雑に扱ってきたメーカー不明のバスロッドも12年目を迎えてリールシートのスクリュー部分にヒビが入り、脱落寸前…そろそろ寿命となりつつあります。
が、案外万能なロッドなので、リールシート周辺を修理しようと思っています。
ただし、リールシートの修理はした事がないので、ブッツケ本番での修理はリスクを伴います。
それに、バスロッドを修理しても餌木やメタルバイブを投げるには無理があるので、シーバスロッドクラスのロッドが欲しいなぁと思っていたところ。
そこで白羽の矢が立ったのが、ダイソールアーロッド210。
このロッドの安っぽいリールシートを練習用としてリメイクしてみようと考えた訳です。
使うグリップがこちら。
Amazonで見つけたリールシート。
中華製で、約¥2000でEVAグリップ、カーボン(調)パイプも付属しています。
¥1000のダイソールアーロッドに使うのもどうかとは思うのですが、まぁ何事も経験ですww
ついでと言っては何ですが、PEライン使用も考慮し、ガイドもKガイド(風)のモノに変更予定。
更にグラスロッドのバットからベリーにかけて、手持ちのカーボンロービングでX状に締め上げ補強もしてみようかと…。
ハイパワーX、X45、クロスラップ、クロスフォースとか呼ばれるアレです。
果たしてどれほどの変化があるものなのか?
比較の為にダイソールアーロッドをもう1本購入しました。
まぁ極端な話をすればガイドをチタン製のモノに替えれば、ロッドが化けるのは有名な話ですが、細かい変更でダイソーロッドがどこまで化けるかも興味があります。
ブランクス自体、元々強度のあるカーボンではなくグラスなので、変化も解り易いかも?と少ないながらも期待しています。
さて、2本購入したロッドをいきなり1本分解して行きます。
ガイドはライターで炙りナイフでスレッド部分を削って取り外します。
グリップやリールシートはナイフ、ペンチなどを使って破壊。
とりあえずブランクスのみの状態になりました。
ガイドやリールシートを外しても、グラスロッドはやはり重たいですね。
次回は塗装を剥がし、形を整えて再塗装の予定です。