明けまして1週間。
2023年の釣初めに行って来ました。
表面水温13〜14℃とアジングには若干厳しい数字ですが、今年初という事で、まずは9時からデイアジの調査。
しかし狙っていた場所の近くで海底を掘り起こす作業をしており、重機の騒音も大きく、魚が寄らなさそうな感じがしていました。
案の定、何のアタリも無いので、1時間で場所を見切り移動。
ついでにアジを諦め、そろそろ本格的にメバルが釣れないかと、メバルポイントへ。
ところがメバルポイントもあまり良い状況とは言えず、本来なら小メバルが沢山湧き、水面付近の流れの中で捕食をしているのが見られるハズが、全く見当たらない。
そんなに状況悪い???
しゃがんで準備していると…。
ん?
居るぢゃん!
スズメダイにウミタナゴ、小メバルがどこからともなく湧いて来ている。
なるほど、人の気配を察知して隠れていたんだな。
賢くなっている……。
小メバルが居るのは確認出来たが、大型はどうだろう。
中層からボトムまでを探ってみたが、釣れてくるのはカサゴばかり。
まだ大型は入って来ていないか、夕まずめ以降にならないと活動しないのかもしれない。
たまに足元にシーバスが見えていたので、ワンチャン有るかと狙ってみるが、まぁ居着きのシーバスは賢いですよね。
ワームを1回見に来たら、後はガン無視…。
そうこうしていると水面がザワザワして来た。
大量のカタクチイワシが回って来た様子。
その数に凄いな…と圧倒されていると、カタクチイワシの群の下にシーバスの群が付いて回って来ている。
2インチクリアだったワームを2.4インチ蛍光色に変え、シーバスの層まで沈めて群の中でワインドをかける。
ドンッ!
来た!
狙い通りの一撃必釣。
カタクチイワシの群れからワームが外れた瞬間のフォールに、60cm近いシーバスが食って来た。
カタクチイワシに付いて回遊して来たシーバスはスレていなかったようだ。
しかも上顎の1番いいところに掛かっている。
問題はタックル。
当然アジ・メバル狙いの華奢な装備では切られる可能性も高い。
メインがエステル0.4号。
リーダーがフロロ1.25号。
兎に角走られても慌ててドラグを締めずに、時間をかけて弱らせる。
無理に寄せると暴れる上、いきなり水面に上げてエラ洗いなどされたらブレイクの危機。
しばらくするとおとなしくなったので、浮かせにかかる。
さて、どうやって上げたものか…。
手持ちの網は雑魚用で、シーバスのアタマしか入らない。
満潮付近で水位が高かったので、何とかフィッシュグリップで下顎を掴んで捕獲成功!
57cm。
鱸と呼ぶには少し小さい。
フッコクラスかな?
それでもクーラーに収まらない大きさ。
この大きさなら1本獲れれば十分。
〆て身体を折り曲げ無理矢理小型クーラーに突っ込んで帰宅。
帰宅後取り出してみると、口の中からカタクチイワシが数匹はみ出していた。
やはりカタクチイワシの群れに付いて、捕食しながら回遊していたようだ。
イワシのサイズも7〜8cm。
さて、本日の献立は
鱸の刺身とアラから出汁を取ってお吸物、シメに炙り切身乗せのお茶漬けとなります。
捌いて行くと、割と大きめなキモと白子を持っていた。
ならばとネギと発泡酒を買いに走り、肝臓と白子、浮袋を軽く茹でて鱸の白子ポン酢も追加。
15時くらいから飲みながら連休最終日をまったり過ごしました。
刺身は贅沢に腹身メイン。
1人前の料理(少し多め)を作っても、まだ半分残っている。
昨年から地味に言われている、2023年以降に来るかもしれないという食料難。
ぶっちゃけ米だ小麦だが無くても、本気で鱸のような大型魚を捕獲にかかれば煮たり焼いたりで3日程は食える。
太陽光自家発電で小型冷蔵庫が運用できれば飢える事は無いかもしれない。
あとは少しずつ野菜が作れるように、畑仕事でも覚えようかなww