土曜日は雨、日曜日は強風予報で、釣りが出来そうなのは金曜夜のみ。
深夜23時に釣場に向かうと、珍しく先客あり。
街灯の無い場所に、煌々と投光器を点け、ヘッドライトを点灯したままの2人組が釣りをしている。
それじゃメバルが散るだろ…。
多分釣れずに2時間もすれば場所が空くと予測し、時期的にまだまだ早いと分かっていながら、アジングポイントの様子見にラン&ガン。
隠れマイポイントに着くと、何かが水面で蠢いている。
よく見るとボラ💦
大量のボラが薄暗い突堤の周りを回遊しているのです。
今までこの場所でこんな光景は見た事がない。
まぁ真冬に訪れる事も少ない場所なのですが、城下の堀で飼われているコイのように警戒感もなく泳ぎ回られたら、正直気持ちの良いものではありません。
しかし、この状況が海域の状態を把握するヒントとなるのかもしれないので、帰宅したらボラの生態と環境についても調べる必要が有りそうです。
そんな場所でもメバルは居るだろうと探ってみたところ、産卵期真っ只中なのか、釣れてくるのは15cmクラスのチビばかり。
基本的に20cm未満のメバルは雄らしいです。
アタリは多いんですがねぇ…。
しかもボラが居る為か、全てベタ底でしか釣れません。
その他気になる場所を4カ所ほど撃って周り、午前0時半にマイポイントに戻ると、釣場はガラ空き。
予測通り。
ここのメバルは少しの光でも散り易いから当然の結果。
しかし駐車スペースには先週と同じくフォルクスワーゲンが…。
見れば離れた街灯下に今週も同じ格好した釣り人が居るではないですか。
ガラ空きの釣場で、そこを取ったと言う事は、先週私が帰った後、マイポイントで釣れなかったと言う事。
まぁ明るい場所で、小メバルと遊ぶくらいなら十分な場所であるが、キープサイズを20cm以上と決めている私は絶対にやらない場所でもあります。
さて、本命ポイントに入ったものの、大潮の下げともなれば激流プラス当て潮。
30m近く投げても、沈めていくうちに手前5mあたりまで流される状況です。
更に先客がいつ抜けたか分かりませんが、投光器によるプレッシャーが効いているのは確か。
沖のボトムを探るのは難しい状況ですが、足元に当て潮で出来たヨレや潮目が出来ています。
有り難い事にメバルたちはその中で餌を捕食している様子。
ただし、この場所も産卵期の為か20cm弱がポツポツ釣れますが、キープサイズは1匹釣れたのみ。
先週の状況と合わせて考えると、月末あたりまでは厳しいかもしれませんね。
それにしても深夜3時となると外気温-3度。
VWの釣り人は先に帰って行きました。
まぁ釣れない中で2時間以上ネバっても辛いだけですからね。
実際、鼻水すら凍る寒さです。
私の方もアタリの無い時間も結構あり、もはや精神修行のよう…。
お陰で耐寒性と集中力はどんどん身についていきますwww