広島在住となってから、気軽に訪れることが出来なくなったしまなみ海道。
GW、盆正月の帰省時に時間を見つけての釣行となりつつある。
5月3日、久しぶりに元ホームグラウンドへと出向いてみたが、先客あり。
仕方ないので、よく通っていた別の釣り場をRUN&GUN。
その後、時間をおいてホームで釣りをしてみたが、久しぶりにホーム含むしまなみで釣りをしてみての率直な感想。
随分魚が減ったなぁ…。
この時季、まだメバルの活性も高く、型を言わなければ数釣りが楽しめていたはずなのだが、どこを回ってみてもメバルがほとんど見当たらない。
正直まだ呉方面の方が場所としては良い気がした。
温暖化が叫ばれだして久しいが、やはり魚の減少の原因はそれだけではない気がする。
所謂、釣り荒れというのが大きいと思わざるを得ない。
特にここ2年ほどは、コロナの影響で釣人口が急増し、しまなみ海道へ出かける釣り人も一気に増加したそうだ。
港の防波堤で釣りをしたくても、溢れて場所を確保できない人たちが、所狭しと付近で釣りをする。
結果として、マニアックな釣人しか知らないような穴場的な釣り場も叩かれ、釣り荒れていき、他の釣場ではリリースするサイズだとしても、根こそぎ釣って持ち帰る状況が続いていたのも事実。
結果的に釣り荒れが進み、魚の減少となってきた感が否めない。
地元のおじいちゃん達が口を揃えてメバルが減ったと言う始末。
確かに…ホームの絶望的な状況を見てそう思いましたね。
いつ行ってもメバルが出迎えてくれる釣り場でしたが、今はそのメバル1匹を見つけるほうが難しい…。
こういった居着き性の強い根魚は、個体数が減少してしまえば、回復するまでにかなりの時間がかかります。
回復の合間にまた釣られてしまうと、更に個体数が減ることとなり、回復不可能な状況になってしまいます。
なんとかギリギリキープ可能かな?ってヤツを数匹捻り出すのがやっと。
途中から完全に諦めモードで弟が持参した虫餌を分けてもらい、シロギスを釣って納竿とした。
久しぶりのしまなみ釣行でしたが、なんだかガッカリ感の方が大きくて…
しまなみ海道に土地買って島暮らししようかな?計画の場所を再考しなきゃいけないか???と痛感してしまった…。