デイアジングが可能な場所は、アジの生息数の多い地域の方が圧倒的に有利となりますが、生息数の少ない地域では、一番釣果の上がりやすい秋から冬にかけて、今どのあたりに群が居るのか探し当てる事から始めます。
出典:note.com
まず指標となるのがサビキ釣師。
流石にアジの居ない場所でサビキをしても釣れませんから、サビキ師が居て、且つ釣れている=近くにアジの居着く場所、もしくは回遊があったと言う証拠になります。
それがその港だけなのか、その近隣はどうなのかを移動しながら様子を見ます。
釣れている事が判ったら、今度は隈なく歩いて調査。
サビキ師が釣っている近くでアジの群、その他条件を目視で探します。
この時、コマセに対して興味を示さない、全く無視してゆっくり泳いでいる群が居れば、ルアーで釣れる可能性があります。
捕食態勢に入ったアジは機敏に動いて、我先にと捕食するので、やる気の有無は見ていて違いが解りますよ。
付近にコマセがあるにも関わらず、それに寄せられないと言うのは、明らかにそれを捕食対象としていない訳です。
更にそう言う群は、アジ自体が大きく、20cm中盤〜な事が多いです。
アミやコマセより小魚などのベイトを捕食する個体なのかもしれません。
そう言った群が発見出来れば、デイ、まずめ、或いはナイトでも大型が狙える可能性が高まります。
ちなみにサビキ師を探す時に、一緒にホンダワラや共存種が居るかどうかも確認。
瀬戸内海は水の濁りがあり、1〜2m底が見えないと言う場所が多いので、そもそもアジを目視で確認出来ない事が多いのが難しい点ですが、闇雲にRUN&GUNするよりはポイントが絞りやすくなるはずです。