土曜日は休日出勤。
しかも尾道での仕事が入ってしまった。
その日はクルマのサスペンションからの異音調査と修理を福山で行う予定もあり、弟からしまなみフィッシンまで誘われていたので早朝からバタバタ💦
早朝から夕方までに仕事とクルマの修理をして、18時頃に弟と合流。
3児の父である弟は、普段なかなか釣りになど行けないので、何かを釣らせてやりたい所です。
しまなみ釣行と言う事で、まずは元ホームに向かってみるけど、常夜灯が効き出しても、潮が満ちて来ても、2時間経ってもアタリの1つも無し。
おまけに予報に無かった雨まで降りだし最悪の展開に…。
私は雨だろうが何だろうが続行可能ですが、雨の釣りなどした事のない弟は諦めるかな?と思ってましたが、続行を希望。
釣りが出来る貴重な時間は、そうそう無いので、0時まではやるぞ!との事。
自分も馬鹿ですが弟も馬鹿でしたwww
とりあえず
雨足が弱まりそうな場所かつメバルが狙える場所を選定して移動。
私が過去に釣っていた場所をRUN&GUNする事に。
その1か所目。
山々を越えた人里離れた寂しい港。
雨もまだ止まない中、いきなり私に23cmのメバルがHIT!
小さな生簀があり、その付近の深く掘れたあたりに居るだろうと狙って獲れた1匹。
今年、1番まともなサイズ。
暫く放置するとバケツの色に擬態して白っぽくなります。
メバルもなかなか愛嬌があって観てて飽きないですね。
さて、納得サイズを釣り上げたので、私としては十分満足ですが、弟にも釣らせなくてはなりません。
しかしこの釣場、小場所でロープも多く、なかなか釣りづらいのです。
メバルは結構タイトに攻めないと引きずり出せないので、浮いてるシーバスを狙って貰うのですが、敵も賢く、一度アタった後は直前まで近寄って見切りだした。
雨も強くなり、ロープにも掛けてリグをロスト。
流石に心の糸まで切れたか?と思ったが、諦めの悪い弟。
場所移動で続行する事に。
向かった先はメジャーポイント。
3時間も雨が降り続けば、釣人など居る訳もない。
楽々場所を確保。
雨も止んだ。
メジャーポイントは釣り荒れも多いが、この場所は海峡筋で魚の入れ替わりが多い場所なので、常夜灯を外した流れの中を釣ると、たまにびっくりするような魚が釣れる。
23時半。
弟に待望のHIT!
ドラグを出される相手は25cm前後のメバル。
十分満足の行く良型。
納得サイズが釣れて、こちらも一安心。
調子付く弟は、その後もキャスト継続。
5分も経たないうちにまたドラグが鳴りだした。
マジか!?
見ると今度は30cm前後のアコウ。
しかし水面でラインブレイク。
ここで心も折れ、納竿となった。
この場所でアコウってあまり釣った事はないんだが…。
月に一回も釣りに行けない弟なのですが、行くとかなり高確率でアコウを釣る。
どんだけアコウに愛されてるんだろうか。
まぁそんな感じでお互い納得の釣果となり解散。
釣ったメバルは今晩の弟家族の食卓に並ぶでしょう。
やはりしまなみは色々釣れて面白い。
今はなかなか行けないですし、通っていた頃には気づいていませんでしたが、凄く恵まれた環境で釣りが出来ていたんだな…って思います。
今現在の状態で、当時のしまなみ攻略が出来ていたら、もっともっといろんな知識と技術が身につき、釣果も上がっていただろうな…としみじみ思います。
何も知らずにメディアに影響されたアジング。
軽量リグ、スローメソッド、高感度高弾性ロッド…。
この呪縛から逃れられなかった当時の自分は、かなり時間を無駄にしたと、後悔もした釣行でした。