デイアジ初心者の雑記帳

アジングを中心に、お手軽お気楽な釣りについて綴っています。

初場所は難しい

年に2度ほど山陰方面へ出張があるため、冬にはヤリイカを釣りたいと思っています。

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出典:おたる水族館

瀬戸内海(広島、岡山あたり)にはヤリイカが居ませんので、冬の出張時に何とか攻略したいのですが、遊びで行く訳ではないので、釣行時間にも制約を受けます。

尚且つ風裏を探し、初場所を効率よく探らなければ、あっという間にタイムアップです。

普段からエギングをやらない私にはエギングのノウハウがありません。

また、水色も潮流も瀬戸内海とはかなり違う日本海では瀬戸内の攻め方が通用しない場面も多いです。

普段から瀬戸内の新規開拓をやってはいますが、やはり通い詰めてデータを蓄積してから攻略出来るようになる訳で、単発で初場所を1時間少々で攻略って言うのは、かなり厳しいです。

2月上旬、出張場所近くの護岸から1時間ほどチャレンジしてみましたが、案の定エギ2本をロストし、the END

仕方がないので、いつものジグヘッドで何か居ないか探ってみると、随分根が粗いし、浅い部分も多いし…

そりゃエギもロストして当たり前な地形だった事が、後になって判ってきました。

一つ教訓でしたね。

使い慣れたもので地形や水深をしっかりサーチしてから始めるべきでした。

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ちなみに足元には薄い小さな墨跡があったので、おそらくヤリイカが居るのであろう事もわかったので、次回は準備万端で臨みたいですね。

新規ポイントの開拓

自分で釣り場を開拓する

響は良いですが、現実はそんなに簡単なものではありません。

沿岸部には私有地もあれば会社や企業所有の敷地もあり、自由に出入り出来る足場の良い場所は限られます。

また、昨今のコロナ禍で釣り人の増加に比例して、マナーの悪さ、迷惑行為が増えて立入禁止措置が取られる漁港も増えて来ています。

当然、まだ出入りの出来る漁港や防波堤で、アクセスしやすい場所には釣り人が集まるので、釣場の荒れ方も早いし、まず釣場に入れません。

では、釣場をどのように選択したら良いのか?

一番単純な答えは有料施設、有料渡船、有料道路を渡らなければ行けない島、フェリーで渡る離島…。

正直、結構なお金を払ってまで釣りをしようと思うにわか釣り師は少ないです。

 

しかし、そう言った場所も今では比較的釣り人の出入りは多くなりつつあります。

結局は、手軽で安全でアクセスしやすい場所に人が集まり、釣り荒れて行くのです。

 

ここで少し真逆の場所を考えてみましょう。

上記の有料な場所とアクセスしやすい港、防波堤など以外には本当に釣場は無いのでしょうか?

そもそも、釣り=防波堤 となっていませんか?

なぜ防波堤でなければならないのですか?

防波堤以外に魚は居ないのですか?

違いますよね?

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それ以外の場所を探索してみると、随分美味しいポイントを見逃して来ていた事に気付きます。

 

まず探したいのはブレイク

海岸沿いは砂地やジャリ浜に見えても、射程圏内にブレイクがあれば、そこは魚の通り道や隠れ家となっています。

 

次に適度な流れ

流れは餌を運んで来ます。

餌が流れて来ない場所に魚は集まりません。

注意して見ていると、餌が溜まる場所には大小問わず魚が群をなしています。

こういった群を探してみるのも一つの手です。

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これらの条件が当てはまるのは防波堤以外にも沢山あります。

道路沿いに少しだけ残された小磯や、普段だれも釣らないような湾奥の護岸、堤防と呼べないような小さな石積み、干潮時にしか入れないゴロタ場など……。

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なかなかそういった場所を探せない、少し手間だと思う方は、昔は沢山魚が釣れていた…。

メジャーポイントだけど、釣り荒れた…。

そんな場所の1km圏内を歩いてみることから始めてみてください。

 

その場所より魚の群が多く見えるような場所が発見出来れば、まだまだ手付かずの楽園が残されているかもしれませんよ。

人と同じでは限界がある

久しぶりに会った後輩と釣り談議。

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最近釣場も限られ、魚も釣れなくなった。

2020年、メバルに至っては20cmを超えることがなかったそうだ。

しかし、よくよく聞いてみると、やはり実績場所、アクセスし易い港でしか釣りをしていないのです。

 

何故???

 

クルマが止め易い場所。

荷物を運び易い場所。

釣果情報に出ていた場所。

 

これらが場所選択の理由だそうです。

これでは釣果から遠ざかります。

まず、上記の場所は、ある程度釣りをやっている人も含めて、にわか釣師、初心者も必ず1番最初に選ぶ場所です。

考えてもみて下さい。

昨今のコロナ禍で、どれだけにわか釣師が増えたかを。

軽く3倍、5倍と増えているのです。

そんな釣師が毎日のように実績釣場、釣果情報に上がった釣場、アクセスし易い釣場に、引っ切り無しに出入りしている訳です。

そんな場所で、群を抜く釣果が期待出来るでしょうか?

無理です。

魚だって馬鹿ではありませんし、無限に居る訳ではありません。

釣り荒れるのも早いし、いつも以上にワケのわからない疑似餌や餌が次から次へと投入されるわけですから、当然見切ってもくるでしょう。

このブログで何度も書いていますが、魚の集まる場所を本気で探すようにアドバイスしましたが、ピンと来てない様子。

おそらく、今わたしが通うポイントを教えれば、彼はここに行けば釣れる!と思い、それ以上考える事はしないでしょう。

なので、春になり海に生命感が出てきたら、ポイントの探し方を教えると約束し別れました。

まぁ、私も人に偉そうに言えるほど開拓術を持っている訳ではありませんが、自身のレベルアップも含めて、この機会に釣場探しを見直してみたいと思っています。

常夜灯に頼らなくとも

メバル狙いの朝まずめ釣行

最近、寒波の影響で、自宅近辺が凍結や積雪で移動が出来ず、釣りを断念する休日が続いておりました。

今朝は氷点下1℃と言う事で、凍結の心配もなく、久しぶりにデイメバルのポイントへ。

時刻は6時

まだまだ暗い中、釣場に到着すると、珍しく先行者が居ます。

道路沿いの常夜灯が直接あたるスロープからメバリングをされている様子。

私の入りたいポイントはガラ空きで、先行者とも距離があるので、難なく釣場確保。

私の釣場には常夜灯もなく、大潮ど干潮で足元は水深10cm程度。

しかし、15m以上投げれば着底まで38秒かかるブレイクがあります。

もちろん狙いはそこ。

完全に二枚潮で、表層は左へ、底潮は右へ流れます。

先行者は10~15㎝の小メバルを釣り上げている様子。

後から来た私を意識してかこちら側に向けてキャストしてきますが、たぶん着水音からして1g前後のジグヘッドなのでしょう。

せいぜい飛んでも10m。

私は常夜灯など興味もないので、沖のブレイクの流れにに向けてキャスト。

4投目で、22㎝のメバルを掛ける。

その後、23㎝を2匹掛けたところであたりが明るくなり夜明けを迎える。

と、同時に引き上げる先行者

非常に勿体ないことに気づいていないのでしょうね。

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この場所は昼でも釣れます。

残念なことに常夜灯周りでしか釣りをしない釣り人はこのようなチャンスが転がっている事に気づいていないのでしょう。

アジもメバルも流れによって運ばれてくる餌を食べているのであって、常夜灯に意味もなく集まっている訳ではありません。

そこに餌があるかないか・・・

結局、魚は本能でしか行動しない生き物なのです。

常夜灯があり、夜が明けたら釣れない・・・

そう思い込んでいるうちは、メディアや一般論に踊らされているだけで、自分の力で釣場開拓ができていないのだと思います。

昨今のコロナ禍で、にわかアングラーが増えましたが、まだまだ人に知られていない未開拓の釣場はあります。

そこで諦めて釣りを辞める、もしくは釣果情報に頼る枠に囚われた釣りを継続するのか、熱心に研究して自力でポイント開拓するのかによって、今後の釣り人生が決まってくるのだと思います。

しゃくりのリズム

デイゲームはルアーを見切られないように激しく動かしフォールで釣るのが基本。

そんなことがメディアで良く言われていますが、必ずしもダートやワインドが効くワケではありません。

 

例えば海峡筋の流れの中ではドリフトの方が効率良く釣れる場面もありますし、逆に間を取ることなくリズミカルにしゃくり続けても、食い気のある魚はバイトしてくる場面もあります。

 

先日も沖のボトム付近でテンポよくしゃくっていたら、ひったくるような激しいバイトで23cm。

海峡筋ではボトム付近をドリフト中に違和感のある小さなアタリで26cm。

メバルは大きくなればなるほど、アタリは分かりにくく小さくなります。

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だんだんサイズも良くなってきているので、デイで初めての尺が出るかも?

って期待しながら通ってみています。

 

もうすぐ産卵期。

メバルが口を使わなくなる前に釣ってみたいものです。

メバル最盛期です

市街地から程近い場所でもメバルたちが、果敢にルアーにあたってくるようになりました。

中には抱卵個体も混じり、2月には産卵を迎えそうです。

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さて、水温が下がり、周りに外敵となる魚が減って来た為か、流れさえ出ればかなり広範囲を泳ぎまわるメバル

表層からボトムまでアタリは出るのですが、まずめ時間帯には浅い場所や表層に黒メバル、深場のボトムより少し上に白メバルと言った風にはっきりと分かれて捕食しているようです。

また、黒メバルは掛かるとかなりの力で抵抗しますが、白メバルはすんなり上がってきて、抜き上げ寸前で抵抗する感じです。

同じメバルでも性格がかなり違いますね。

調子に乗っていたら最後は尺近いアナハゼにラインをボロボロにされて終了。

ちなみに水温は11℃。

デイアジングは厳しい状況ですので、冬場は美味しいメバルカサゴを釣って楽しみましょう。

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指の感覚がなくなる程の寒ささえ我慢出来れば、1投1尾のお手軽ルアーフィッシングが楽しめる時期です。

 

 

新しい事を始めてみる

ルアーフィッシングを10年近くやっていると、年間を通して魚の釣れ始めるタイミングやシーズンオフが解ってきます。

この時期になって、この条件になれば、この魚が釣れるので、このルアーを投入しよう。

と、なる訳です。

でもそれだけでは、いつまでも同じ事の繰り返しになって新しい発見はありません。

そこで、今冬のメバルには色々なものを投入して、反応を見てみたいと思っています。

まずやってみたいのが、タル型オモリにパニックベイトを付けた、写真のもの。

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スプリットやキャロリグにタコベイトでもメバルは食ってきますが、よりジグ単に近い操作感が欲しいので、タル型オモリに直結してみました。

重さ的にもそこそこあるので、遠投も効きそうです。

 

次にモエビを模したソフトルアーを更にモエビっぽくして行きます。

触角や脚などをカットして、ティンセルなどでそれらを表現します。

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写真は加工前

こちらはダウンショットで使用する予定。

広島湾に浮かぶ牡蠣筏付近まで遠投し、そこに着くメバルを狙います。

普通のメバリングの規格外な釣り方。

メバル以外にも何か釣れたり、新しい発見がある事に期待です。