冬になり水温がグンと下がると、植物プランクトンが消え、動物プランクトンも少なくなります。
海を見ればわかるのですが、水温が下がると水が澄んできます。
これは浮遊しているプランクトンの数が減少するからなんですね。
そんな冷たい環境を好む動物プランクトンも居て、このヨコエビは真冬にメバルやアジの貴重な食料となる存在です。
大きさは数ミリから1cm前後。中には10cmを超える種も居るのだとか…。
世界中の海に生息し、なんとマリアナ海溝にまで生息するそうです。また、淡水や水がない場所にも生息する種も居るようです。
エビやカニと同じく、甲殻類に分類されるそうですが、実はダンゴムシやミジンコなどに近い存在。
沿岸に生息するヨコエビは、低水温期に淡水の流れこむ河川などに隣接するホンダワラや
カジメ
などの海藻のある環境に集まり繁殖します。
そこで産まれたヨコエビの幼生が潮流で流され、メバルやアジの餌となるんですね。
真冬のライトゲームの場所の決め方の参考にしてみて下さい。