晩夏から初冬にかけてデイアジを狙っていると、稀にカマスの群に当たります。
釣って楽しく食べて美味しいターゲット。
意外とルアーで熱心に狙う人は少ないですが、実は刺身、炙り、焼きでも美味しい魚です。
一般的に釣れるカマスは、アカカマスとヤマトカマスの2種なのですが、私の住む地域では水温が上昇した7月~9月、10月くらいに釣ることが出来る回遊魚です。
釣れるのは主にアカカマス。
アカカマスとヤマトカマスの見分け方は、体色、腹鰭の位置です。
真横から見た時に、アカカマスは第1背鰭よりも前に腹鰭があります。
あと、体色が赤みを帯びたパール色。
ヤマトカマスは第1背鰭とだいたい同じ位置。
体色はやや青みがかったグレー。
身質がやや水っぽい事から、アカカマスよりはランクが落ちるそうです。
デイでもナイトでも狙えるカマスですが、彼らはメバルやアジなどより遥かに獰猛。
それもそのはず、鋭い歯で獲物を捕らえることが出来るからなんですね。
フロロ1号程度では、あっさり切られてしまうほどです。
主に小魚を捕食している為、動くモノには異常なほど反応します。
釣り方としては、ワインドやプラグのトゥイッチなど、兎に角激しくルアーを動かし、一瞬のステイで食わせます。
カマスは基本的に大きな群で行動するため、餌を奪い合うようにルアーにアタックしてきます。
居さえすれば簡単に釣れるし数も釣れる、非常に面白いターゲットですので、狙ってみる価値はありますよ。