ワームのカラーって色々あると思いますが、何を選べば良いか迷ってしまいますよね。
私がルアーフィッシングに手を染めて、早13年となりましたが、10年前と今とでは、メーカーが発売するワームのカラーラインナップも少しずつ変化して来ました。
今回はD社のワームカラーと流行りについてのお話です。
私の愛用ワームはD社の月下美人シリーズ。
ビームスティックとアジングビーム。
廃番となりましたが、カーリービームとビームリーチも使っていました。
大抵の量販店で継続的に入手出来るのが理由ですが、同じシリーズでも時期によってカラーラインナップも変化して来ました。
10年ほど前のラインナップです。
この頃にはまだ赤色、全くのクリアカラー、虫系の自然色に近いカラーがありました。
それと、アジング・メバリングは夜間が主となる為、グロー(蓄光)カラーが主流でしたね。
そこから少しずつケイムラ(蛍光紫・紫外線発光)カラーがラインナップに加わり、クリア系、クリアピンク系カラーが多くなります。
ピンク系だけで5色くらいあった時期もありましたね。(グローピンク、蛍霧羅ピンク、生オキアミ、紫電ピンク、アミピンク)
さて、そんな中でもラインナップから落ちて行くカラーがありました。
私の記憶している限り、
ど透明(幻影クリア)
赤色系(クリアレッド、バチ)
青系(氷河、オーロラ)
シルバー系(銀河)。
開発・テスト、または売行きの問題で廃番となったのだと思いますが、光を透過しない所謂ソリッド系と呼ばれるカラーがほとんど絶滅してしまった印象です。
アジカラーと謳っていたバチ、胡麻ブラウンも消滅ってねぇ…。
当時はまだまだアジングの黎明期でもあったし、現在とは認識も違っていたのでしょう。
こちらは数年前に追加されたカラー
クリアカラーのコアに有色グローやケイムラカラーを入れたものと、ケイムラクリアカラーにラメグラデーションを入れたもの。
コレらも現在ではラインナップ落ち寸前かも。
個人的にはクリアコアカラーは結構好きな部類。
他社になりますがママワームブランドで過去にコアカラーラインナップがあり、好んで使っていましたが、残念ながらこちらも10年程前に廃番となり入手出来なくなりました。
こちらが別シリーズですが、D社2023年1月現在のラインナップ。
光を透過しないカラーはグローカラーを除けば、おそらく黒(イカゴロブラック)一色ではないでしょうか?
ほとんどのカラーがクリア系であり、大きめのカラーラメが入ったもの、ドットグローやケイムラが流行りの様子。
淡い色のワームが主流のようですね。
魚は色を認識出来ない理論(ホントかどうかは分かりませんが…)などありますが、水中から水面、常夜灯を見上げる方向に見れば、ソリッドカラーは全て影で見えるからか、他メーカーのワームにも、ソリッドカラーはホントに見なくなりました。
そんな中でもずっとラインナップに残り続けているカラーもあります。
オレンジ系(グローみかん)
ピンク系(グローピンク)
白系(グローホワイト)
黄色系(グローレモン)
コレらグロー系カラーは蓄光により、発光時には、そのカラー通りには見えないのでしょうけど、暗い海中での存在感は大きいのだと思います。
ずっとラインナップに残り続けるという事は、それなりに実績もあり、メーカー、ユーザーからも支持されている、今も昔も必要不可欠なカラーなのでしょうね。
ワームカラー選びの参考にしてみてはいかがでしょう。
ちなみに私はコレだけカラーラインナップがあっても、使うカラーは5色ほど。
グローみかん(橙グロー)
グローレモン(黄グロー)
オーロラシラス(透明ケイムラ)
クリアグリッター(透明グリッター)
氷河(水色透明グリッター・廃番)。
特に理由がある訳ではなく、ラメよりグリッターが好みなのと、何となくそのカラーが綺麗に見えたから。
全色購入して、一度に全てを試してみた訳でもありませんし、ワームのカラーは自分の好みや直感で選べば良いのだと思っていますけどね。