釣り針の事を「鈎」と書きます。
これは常用漢字外だそうで、まぁ釣人、釣り業界がカッコつけて使うモノなのでしょう。
漢字単体の意味としては、曲げる、掛ける、引っ掛ける、誘い出す、誘き寄せると言った意味があるそうです。
さて、その鈎なのですが、普段ジグヘッドを使用するライトゲーマーにとってはシャンク幅、ゲイブ幅くらいしか知らない、興味が無いのではないでしょうか?
しかし、餌釣りを含む他のジャンルに目を向けると、色々な形状をした鈎が有り、結局どれが何釣りに向いてる訳???となります。
まぁ全くの釣り初心者がロッド選びで悩むのと同じじゃないかとwww
私もキス釣りで流線や白狐を使うくらいで、あとは丸セイゴがあれば何とかなる的な事しか知りません。
なので、大まかな鈎の種類と、対象魚種について勉強がてら記事を書いています。
ちなみに魚種専用鈎と言うのも、基本的には下記鈎種からの派生型なので、下手に◯◯専用とか先入観を持たない方が良いかもしれません。
①丸セイゴ
出典:オーナーばりHP
ザ・スタンダード。
軸の太さも強度も普通。何にでも使える万能タイプ。よくわからない、迷ったらコレを選んでおけば間違いなし。
②伊勢尼
軸が太く強度の強い鈎です。
大型魚狙いに向いています。
③袖
軸が細く強度は弱め。小型魚向きの鈎です。
口の小さな魚や吸込み系の魚に有効。
④流線
軸が細く強度は弱め。口の細長い魚向き。
口に入り易い形状が特徴。
対象魚:シロギス、カレイ、ハゼ
⑤狐
軸、強度共に普通。
口の小さな魚に有効。
対象魚:シロギス、カワハギ、ウナギ
⑥ムツ
軸が太く、強度も非常に強い鈎。
大型魚や餌を丸呑みにするロックフィッシュ向き。
対象魚:カサゴ、ハタ、クエ
いかがでしたでしょうか?
一口に鈎と言っても、それぞれに特徴があり、使用目的に応じて使い分けられるように色々な種類が有るんですね。
鈎選びの参考にしてみて下さい。