ある程度釣りをやり込み、自分の釣りたいターゲットが絞れてくると、その魚種に特化したタックルを使うようになります。
私も普段はアジングタックルを持ち歩くだけですが、サブタックルとしてクルマにバスロッドを常備しています。
6.8ft MAX 3/8ozのロッドで、某ネットショップのオリジナル商品。
特に補強が入っている訳でもなく、ガイドも一般的なもので、約3000円で購入したものです。
3/8oz(約10g)と書いてありますが、実際には3号(11g)天秤で投げ釣りも出来ますし、50cm超えの大型が掛かっても、余裕があります。
用途は多彩で、ホントに何にでも使えるマルチなロッド。
合わせるリールは2004番か2506番のスピニングリール。
ラインはPE0.3〜0.4号。
リーダーは2〜2.5号です。
以下、私の使い方を解説していきますね。
①ちょい投げ1
リーダーの先に3号天秤を結び、糸付きキス鈎若くは狐鈎を結ぶだけのシンプルな仕掛け。
あとは餌を買えば色々釣れて楽しめます。
春先のデカギス狙いでは必ず使いますね。
②ちょい投げ2
根が荒いポイントでよくやるのですが、一本鈎の胴突き仕掛けを自作し、先端にナス型オモリ3号を結んでブン投げます。
鈎がベッタリ底に付かないので、天秤よりは根掛りを減らせます。
③胴突き仕掛け(メバル鈎)
市販の胴突き仕掛けで堤防釣り。
餌はオキアミやアオムシ。
足元に落とすだけでも色々釣れますよ。
④胴突き仕掛け(ハゲ鈎)
餌でも良いのですが、私はパワーイソメを使ったハギングをよくやります。
市販の鈎だと大きいので、3号以下の鈎で仕掛けを自作して楽しんでいます。
⑤ジグヘッド(根魚タイプ)
起き上がりこぼし的なジグヘッドをセットし遠投して大型根魚を狙います。
キジハタ等もこれで狙ったりします。
ブラクリやテキサスリグも可能です。
⑥ジグヘッド(ワインドタイプ)
ワインドタイプのジグヘッドをセットし、根魚や太刀魚を狙います。
最近、ダイソーから太刀魚用のルアーが発売されたそうなので、低予算で試してみたい人には選択としてアリですね。
⑦ライトショアジギング
10gまでのメタルジグやメタルバイブを使ったジギングも出来ます。
真鯛やシーバス、サバ、時々根魚も釣れますね。
回遊があればヤズやサゴシなどもターゲットになります。
⑧プラッキング
カマスが湧いたらプラグを投入します。
ラインを歯で切られないように、リーダーは太めを使いましょう。
⑨エギング
2号前後の餌木を使ってのライトエギング。
これからの秋イカ狙いでは特にオススメ。
ロッドが短く、ラインも細い為、小さなイカでもアタリが鮮明に出て楽しいですよ。
ちなみにタコエギを使ったイイダコ狙いも可能です。
⑩フカセ釣り
ロッドの長さはありませんが、ガイドが大きいので、ウキ止め糸をセットしてもガイドを通ります。
堤防でのクロダイやメジナ狙いが可能で、掛けてからはルアーフィッシングの様に楽しめるウキ釣りです。
この様にざっと挙げただけでも10通りの釣り方がありますし、工夫次第で色々楽しめるのがバスロッドです。
肩肘張らずに楽しむ釣りに使用してみてはいかがでしょうか?