デイアジ初心者の雑記帳

アジングを中心に、お手軽お気楽な釣りについて綴っています。

台風一過

非常に大型で強い台風10号が通過しました。

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とりあえず私の住む地方には目立った被害は出ていないようですが、九州、沖縄の被害が心配されます。

そんな被害をもたらす台風ですが、釣りにとっては良い事もあるんです。

真夏に暖められ過ぎた、表層の栄養塩も溶存酸素も少ない高温の海水と、底層の栄養塩、溶存酸素ともに多い低温の海水が台風によって掻き混ぜられます。

本来、表層水温が底層水温を下回って初めて起こる、所謂ターンオーバーが強制的に行われる訳です。

そうなってくると、全層に栄養塩が行き渡り、食物連鎖が活発になります。

よく秋のターンオーバーは濁って釣れないなどと聴きますが、濁りはそれだけ水中にプランクトンや微小生物が増加している証拠ですし、魚もしっかり釣れだします。

そして、アジの接岸が活発になるのも9月あたりから。

こうなってくると、過去記事のような場所を叩いてまわるとデイアジと出会える可能性も高まる訳なんですね。

鵜呑みにしないこと

ネットやテレビで動画を観てアジングを始める方へ

始める前に気をつけてもらいたいのが、必ずその動画の撮影時期、場所、その海域のアジの生息数(過去釣果など)を真剣に調べてみる事。

動画が成立するということは、アジの生息数も多く、比較的その地域のベストシーズンに撮影編集しているものがほとんどです。

例えば、壱岐島宇和海、上関、泉南、房総…。

だいたい撮影で出て来る地名はこのような地域。

私はしまなみ海道のとある場所をホームに、毎年ある程度のアジを釣って来ましたが、他地域と比べて、引きも味も良いキアジが(私のように素人でも)釣れる地域で、何故番組が作られないのだろう?と不思議に思って来ました。

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しかし、ホームエリアを離れ、アジの生息数、接岸数の多い他地域でアジングをやってみて気付きました。

しまなみ海道では、上記地域より安定して釣れないし、数も出ないからなんですね。

素人でもハッキリわかるくらい明確な地域差があります。

間違えて欲しくないのは、釣れる場所で釣っている、まして釣れた場面を編集した動画なのですから、タックルやメソッドが如何にも重要と錯覚しない事です。

釣具メーカーが作って、宣伝効果も含めた動画作りである事も忘れないでください。

沢山のアジを色々なルアーを使って、こうすれば釣れる=ウチの製品じゃなきゃ釣れない。

そんな錯覚を誘いますが、経験から言わせてもらえば、アジの多い場所では単一のルアーで何時間も釣れ続けます。

色や形、メソッドなどほぼ関係ありません。

逆にアジの少ない場所だと、レンジ一つ、動かし方一つでアタリの有無が明確に別れます。

それくらい地域差がありますし、メディアで言われるほどイージーな釣りではない事を理解した上でアジングに取り組んでもらいたいものですね。

 

アジングは簡単。

アジングは誰でも釣れる。

 

訂正しておきます。

 

アジングは場所と時期を選べば簡単。

アジングは自然を観察し、アジの行動を考えれば釣れる。

サブタックルでマルチな遊び

ある程度釣りをやり込み、自分の釣りたいターゲットが絞れてくると、その魚種に特化したタックルを使うようになります。

私も普段はアジングタックルを持ち歩くだけですが、サブタックルとしてクルマにバスロッドを常備しています。

6.8ft MAX 3/8ozのロッドで、某ネットショップのオリジナル商品。

特に補強が入っている訳でもなく、ガイドも一般的なもので、約3000円で購入したものです。

3/8oz(約10g)と書いてありますが、実際には3号(11g)天秤で投げ釣りも出来ますし、50cm超えの大型が掛かっても、余裕があります。

用途は多彩で、ホントに何にでも使えるマルチなロッド。

合わせるリールは2004番か2506番のスピニングリール。

ラインはPE0.3〜0.4号。

リーダーは2〜2.5号です。

以下、私の使い方を解説していきますね。

①ちょい投げ1

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リーダーの先に3号天秤を結び、糸付きキス鈎若くは狐鈎を結ぶだけのシンプルな仕掛け。

あとは餌を買えば色々釣れて楽しめます。

春先のデカギス狙いでは必ず使いますね。

 

 

②ちょい投げ2

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根が荒いポイントでよくやるのですが、一本鈎の胴突き仕掛けを自作し、先端にナス型オモリ3号を結んでブン投げます。

鈎がベッタリ底に付かないので、天秤よりは根掛りを減らせます。

 

③胴突き仕掛け(メバル鈎)

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市販の胴突き仕掛けで堤防釣り。

餌はオキアミやアオムシ。

足元に落とすだけでも色々釣れますよ。

 

④胴突き仕掛け(ハゲ鈎)

餌でも良いのですが、私はパワーイソメを使ったハギングをよくやります。

市販の鈎だと大きいので、3号以下の鈎で仕掛けを自作して楽しんでいます。

 

⑤ジグヘッド(根魚タイプ)

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起き上がりこぼし的なジグヘッドをセットし遠投して大型根魚を狙います。

キジハタ等もこれで狙ったりします。

ラクリやテキサスリグも可能です。

 

 

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⑥ジグヘッド(ワインドタイプ)

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ワインドタイプのジグヘッドをセットし、根魚や太刀魚を狙います。

最近、ダイソーから太刀魚用のルアーが発売されたそうなので、低予算で試してみたい人には選択としてアリですね。

 

 

⑦ライトショアジギング

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10gまでのメタルジグやメタルバイブを使ったジギングも出来ます。

真鯛やシーバス、サバ、時々根魚も釣れますね。

回遊があればヤズやサゴシなどもターゲットになります。

 

 

⑧プラッキング

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カマスが湧いたらプラグを投入します。

ラインを歯で切られないように、リーダーは太めを使いましょう。

 

⑨エギング

 

2号前後の餌木を使ってのライトエギング。

これからの秋イカ狙いでは特にオススメ。

ロッドが短く、ラインも細い為、小さなイカでもアタリが鮮明に出て楽しいですよ。

ちなみにタコエギを使ったイイダコ狙いも可能です。

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⑩フカセ釣り

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ロッドの長さはありませんが、ガイドが大きいので、ウキ止め糸をセットしてもガイドを通ります。

堤防でのクロダイメジナ狙いが可能で、掛けてからはルアーフィッシングの様に楽しめるウキ釣りです。

 

 この様にざっと挙げただけでも10通りの釣り方がありますし、工夫次第で色々楽しめるのがバスロッドです。

肩肘張らずに楽しむ釣りに使用してみてはいかがでしょうか?

 

サイトで夏アオリ

炎天下、コロナで釣り禁止となっている場所の近くで、アジが居そうな所を探して歩き回ってってみました。

しかし結果は、とある生命感のある場所で、何とか豆鯵2匹と言う残念な結果。

偏光グラスで見える範囲を20〜25cmのアジが群で泳いでいたので、16時以降、夕まずめ狙いであれば、なんとか結果が出せそうな場所です。

足元にはメバルスズメダイウミタナゴが居て、雰囲気としては十分です。

掌サイズのアオリイカの群も見られ、だんだんと海は秋に向かっている様子。

そんな足元の魚を観察していると、サッと隠れるメバル達。

よく見たら、ギリギリ見える深さを親イカなんでしょうね。

真夏だと言うのに大きなアオリイカが泳いでいます。

すぐに持ち歩いていた1.8号の餌木を結び、アオリイカの進行方向へキャスト。

近づくのを待ちます。

1m以内に近づいたので、2段シャクリ。

アオリイカが向きを変えて近付きますが、警戒しているのか、一発では抱きません。

見切られる前に、もう一度しゃくると、凄い勢いで餌木をキャッチ!

合わせを入れ、またもアジングタックルで、大型とのやりとり。

ホント、こう言う時って強めのラインだと助かります。

余裕を持ってアオリイカを釣り上げ、帰路に着きました。

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立派な親イカ…。

年魚と言われるイカ類ですが、このアオリイカはもう一度越冬していたかもしれませんね。

釣ったイカは一夜干しにして、七味マヨネーズで頂きました。

 

最近、色々な魚種を捕獲し美味しく頂いていますが、アジが釣れない合間に、サブタックルで別の魚を狙うのも楽しいものです。

デイアジングは釣れない時は、ホントに釣れないですし…(苦笑)

私はサブタックルとして、バスロッドを持ち歩くようにしています。

 

バスロッドを使った遊びは別記事で…。

真鯛新記録

デイアジングの新規ポイント開拓に出かけ、割と雰囲気のある場所を発見したので、竿を出してみることにしました。

駐車スペースが近くにないので、100mほど離れた場所へ駐車。

釣具を抱えて歩いて釣場に行くと、沢山の駐車禁止のカラーコーンや落書きスプレーがある。

よほど迷惑駐車が多いのでしょう。

足元にはスズメダイと子メバルの群れが泳ぎ、100mほど沖には牡蠣筏。

15m沖にはブレイクもある。

筏より沖の潮はガンガン流れるけれど、釣場は反転流が出来る。

手前5mがやたらと根掛るが、沖は基本砂地のようだ。

手始めに7gメタルジグで沖を探るとホウボウがヒット。

その後はジグ単で夕まずめまで色々と試してみるけれど、釣れるのは子メバルカサゴのみ。

夕まずめにウルメイワシも湧いたが、肝心のアジのアタリは得られませんでした。

この場所…実は常夜灯はないのですが、離れた道路の常夜灯が明暗を作るのです。

灯りが効き出したらアジが入ってくるかもしれない。

そんな期待を抱きながら、キャストを続けていると、明らかにどデカいアタリが……。

スプールが水しぶきが出るほど逆転し始め、暴力的な力が伝わってくる。

一瞬青物かとも思ったけれど、そんなに走り回らない。

更に根にも潜らないから根魚でもない。

パニック状態から10秒ほどで真鯛だと判断。

真鯛や黒鯛、スズキは時間をかければ獲れます。

ただし、経験した事がない重さと力。

以前にも51cmの真鯛をアジングタックルで獲りましたが、今回は明らかにそれ以上。

ロッドエンドを肘に当ててやり取りしていましたが、腕の限界が近い。

オフショアのジギングのようにロッドエンドを腹に当て、バット部を持ってファイト。

20分ほどの格闘の末、なんとか獲る事が出来ました。

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尾鰭を真っ直ぐ伸ばしたらギリギリ70cm。

ショアからなかなか出会えるサイズではないと思いますが、沖の牡蠣筏に付いている個体ならこれくらいのサイズは居るかもしれません。

華奢なアジングタックルもよく耐えてくれました。

ライン:エステル0.4号。

リーダー:1.25号

ジグヘッド:3.0g

ワーム:2インチ グローオレンジ

深場のアジを想定したタックルなだけに、とにかく焦ってドラグを締めないようにしました。

ラインさえ切れなければ、エステルでも大型真鯛は獲れるようです。

 

追記

ポイントを探して点々としましたが、こういった事が波止に書かれている場所も多く見受けられます。

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他県に迷惑をかけるだけでなく、県内でも迷惑行為を平気でやる釣人が蔓延している証拠ですね。

 

ザ・メタルジグ

ダイソーをふらふらしていて見つけました。

今までに無かったメタルジグが発売されたようです。

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スリムシェイプ、センターバランスのメタルジグで18g、28g、40gというラインナップ。

ライトショアジギング用に28gを3本購入しました。

左のワームはアジング用に購入。

ダイソーのワームでも釣れると証明するためです。

また、ミノーはバラしてウエイトを追加する予定。

サーフで快適に投げてマゴチやヒラメを狙いたいたいです。

最近のダイソー(大型店舗)は釣具も充実していますね。

餌木や釣針、小物からロッドやリールまで買えてしまうのですから…。

 

クズ人間

つい先日釣友から聞いて知ったのですが、周防大島の安下庄港が釣り禁止となったそうです。

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私も山口在住時には何度も遊びに行った場所ですが、そういった場所が釣り禁止となるのは非常に悲しいものです。

聞けば広島ナンバーの釣人が漁師ともめて殴ったとかなんとか…。

そういった低知能・低レベルな釣り人に腹が立ちますし、同じ広島県人として情けないし、被害に遭われた漁師の方にも申し訳なく思います。

おそらく釣りのマナーだとか駐車とかそんなことが原因だと思います。

 

もう、この際だからハッキリ言わせて下さい。

周防大島に行けば釣れるとか勘違いしているヤツは即刻釣りを辞めてください!

下手糞は何処へ行こうが釣れません!

何を釣りに出かけたかは知りませんが、周防大島で釣れるターゲットは、広島県内でも釣れます。

それを県内で釣る事の出来ない下手糞が雑誌やメディアの釣果情報をアテに出かけてトラブルを引き起こす。

山口県だけでなく、近隣各県にも迷惑を掛けないでください。

島根でも鳥取でも同じようなトラブルは起きています。

私も年に数回他県に釣りに行きます。

もちろん楽しむために行くのです。

が近隣各県で聞くのは広島ナンバーのマナーの悪さばかり。

こんな一部のしょーもない釣り人のせいで、広島ナンバーは・・・とか、他県ナンバーは・・・なんて言われたくないですし、同類だとも思われたくもないです。

年初にも書きましたが、釣りたいのは皆一緒でしょうけど、他人に迷惑をかけてまで釣りをするのは、どっかの「中」の付く隣国と同じく、自己中心、独裁政治、侵略と同じ事。

そんな輩は排除されるべきです。

 

もうこの際海での釣りも有料許可制にすれば良いんですよ。

地元の方に手をあげる……どんな教育を受けて育ったらそんな幼稚で低知能なクズ人間になるんでしょうね…。

 

あり得ない恥ずべき行為です。

 

mfgpajmbstyle.hatenadiary.jp