私もアジンガーの端くれであり、メインラインはエステルを使用していますが、デイアジングを始めたあたりから、1.5〜2gのジグヘッドを使用するようになり、更に最近では5〜7gのジグも使うようになったので、メインラインにPEを使う機会も随分増えました。
始めはエステル:PE=9:1くらいでしたが、今では5:5だったりもします。
アンダー1gのジグヘッドを使っていた時にもPEを使っていましたが、少しの風や潮流にものすごく影響を受けるので、エステルメインへと移行して行ったのです。
しかし2g、時には5gなんてジグヘッドを使うようになると、もう圧倒的にPEなのです。
沈まないと言われるPEでも、これくらいの重さになってくればジグヘッドに引っ張られて沈みます。
飛距離も出ます。
伸びないのでキャストした先でのアタリも鮮明に出ます。
同じ距離をエステルで投げたとしたら、同じようなアタリの出方はしません。
やはりエステルも伸びがあるからなんですね。
要は過去PEがライトゲームに用いられるようになった時に、明らかにバランスの悪いセッティングで釣りをしていただけだったのです。
PE0.25号に0.8gのジグヘッド。
少し風が強いと何をやっているのか全く分かりません。
当然飛距離も出なければ、ボトムを取る事も困難。
フロロカーボンよりは飛ぶからチョット良いかな?って程度で、うわっ!スゲェな!って感覚はありませんでした。
ですが、今は飛距離が必要だったり、15mを越える深場を探ったりとで2g以上のジグヘッドが必要となっていて、細エステルでは対応出来ない状況も多くあるんですね。
キャロなどを嫌う私は、一時期ライトゲームにPEは不要とまで思っていましたが、状況と戦略次第でPEは必要なものなのだと再認識しました。
ちなみにバランスと言う面では、シーバスロッド程度にPE0.4号、ジグ15gと言うセッティングで100m近く遠投可能ですし、私がよくやるちょい投げでも、バスロッドにPE0.3号、3号オモリで70〜80m飛びます。
タックルバランスって本当に大切なのですね。